手続き

7分で読了 ・ 2026/05/06 更新

ハローワークに行きたくない人向け — オンライン手続きの可否

失業保険の手続きでハローワークに足を運ぶのが負担という方向けに、オンライン手続きの範囲を整理。マイナンバーカードでの本人確認、オンライン認定の試行運用、認定日に行けない場合の対応、対面が必須となる手続きを解説します。

「失業保険を受給したいけれど、ハローワークに毎月通うのが負担」「対人での手続きを最小限にしたい」── これは多くの方が抱える論点です。

オンライン手続きの可否と、対面が必須となる場面を整理します。

オンラインで完結する手続き

ハローワークインターネットサービス

  • 求人検索
  • 求人への応募
  • 求人の保存・履歴管理
  • 応募状況の確認
  • 自分の登録情報の編集

ハローワークインターネットサービスにユーザー登録すると、これらが自宅から実行可能です。

マイナポータル経由での雇用保険手続き

  • 雇用保険被保険者離職票の電子交付申請
  • 高年齢雇用継続給付金の申請(一部)

会社経由ではなくマイナポータルから申請する仕組みが拡充中ですが、初回手続き は対面が必要です。

対面が必須の手続き

①: 求職申込み(受給資格決定)

  • 離職票の原本確認
  • 本人確認(マイナンバーカード提示)
  • 求職票の作成
  • 担当者面談(10〜30分)

これは現状、ハローワーク窓口での対面が必須です。

②: 雇用保険受給説明会

  • 動画視聴で代替するハローワークが増加
  • 一部地域ではオンライン説明会も導入

③: 失業認定日

  • 原則として対面出頭
  • 失業認定申告書の提出
  • 受給資格者証への確認印

一部のハローワークで試行的にオンライン認定の実証実験が行われていますが、本格運用には至っていません。

認定日に行けない場合

「事情があって認定日に行けない」場合の対応。

振替が認められる事情

  • 病気・けが
  • 採用面接(会社訪問)
  • 親族の死亡・葬儀
  • 国家試験受験
  • 災害・交通機関ストップ

振替手続き

  • 事前にハローワークに電話連絡
  • 振替日を相談
  • 必要に応じ証明書類を準備

認められない事情

  • 旅行・帰省
  • 単なる予定の重なり
  • 軽度の体調不良

通うことが本当に負担な場合

受給期間延長を活用

健康上の理由(うつ病・体調不良等)で「すぐに就職できない」状態の場合、受給期間延長を申請して受給を保留にする選択肢があります。

詳しくは受給期間延長の手続きを参照してください。

求職者支援制度の利用

雇用保険対象外の方は求職者支援制度で職業訓練を受講可能。訓練校に通学することで就職活動の手間が一括化されます。

民間転職サービスの活用

  • ハローワークの求職活動実績だけでなく、民間転職サービス(doda、リクナビNEXT等)でも実績作成可能
  • ハローワークの職業相談 + オンラインの応募 で実績要件を満たす

オンライン化の今後

雇用保険手続きのオンライン化は段階的に拡大中:

  • 2024年: マイナポータルでの一部申請拡充
  • 2025年: 失業認定のオンライン試行(一部地域)
  • 今後: 完全オンライン認定への移行が見込まれる

ただし、現時点(2026年)では失業認定の本格的なオンライン化は実現していません。求職申込み・初回手続き・認定日は対面が原則です。

あなたのケースで手続き負担を試算

退職予定日・健康状態・住所地を入れると、必要な対面手続きの回数とスケジュールが表示されます。

シミュレーターで自分のケースを計算する →

出典・参考


最終更新: 2026年5月6日 改訂履歴: 2026/05/09 — 初版公開

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